長年培ってきた有機合成技術とバイオ技術を組み合わせたハイブリッドプロセスを駆使し、CDMO(Contract Development and Manufacturing Organization)として、合成ルート探索から、工業化研究、パイロット製造、商用生産まで幅広い分野で皆様のご要望に的確にお応えいたします。また独自技術によりプロセス開発した原薬・中間体の提案型ビジネスも展開し、製造・販売も行っております。
製薬企業の新薬開発に応じた原薬開発の流れ
当社の事業内容
CDMO事業
有機合成やバイオ技術の基礎研究を初め、反応解析・流動解析などの最適化ツールを駆使した工業化研究、キロラボやパイロット製造に関するノウハウを基盤とするスケールアップ検討により、付加価値が高くコスト競争力のある合成ルートやプロセスを開発し、ご提案いたします。
原薬・中間体の製造においてはcGMP対応多目的原薬製造プラント、多目的治験薬製造プラントを用いて、スピード・コスト・クオリティ・セーフティの全てにご満足をお届けします。
プロジェクト遂行にあたっては秘密保持契約締結のもと、研究・開発・製造・品質保証・知的財産など各分野のエキスパートが一丸となり、お客様のご意向が的確に反映されたベストソリューションをご提供いたします。また、お客様の多様なニーズにお応えするため、FTE(Full Time Equivalent)契約によるプロセス開発にも対応しております。
その他にも安定性試験、DMF(Drug Master File)などの申請書類作成など原薬・中間体製造に関する様々なサービスも承っております。
研究開発
お客様から提案頂いたテーマを通じて、スケールアップに耐えうるプロセス開発だけでなく、自社独自の技術開発にも積極的に取り組んでおります。
コア技術の一つであるバイオ技術を用い、還元反応、加水分解反応、酸化反応などの特異的反応を積極的にプロセス開発に取り入れ、製造ルートの効率化を図っています。
有機合成に関しては、ヘテロ原子が導入された化合物や汎用性の高い中間体のプロセス開発などを実施し、将来のシーズへ繋げるよう、積極的な研究開発に取り組んでおります。バッチプロセスの解析においてはシミュレーションツール(流動解析シミュレーション(CFD:Computational Fluid Dynamicsなど)を積極的に用いることにより、開発期間の大幅な短縮とスケールアップ時のトラブルの未然防止に努めています。
また重厚長大な設備を必要とせず、フレキシビリティの高いフロー合成技術も実装化に向けて研究を行っております。